ブライダルコーディネーターとは

ブライダルコーディネーターについて解説

女性に人気の職種の一つがブライダルコーディネーターです。

ブライダルコーディネーターとは名称の通り、これから結婚式を行おうと考えているカップルから相談を受け、話し合いの中から二人の希望を聞き出し適したプランを準備していくという仕事です。

結婚式のための相談は通常であれば挙式会場のスタッフの方に相談をするものですが、ここ最近は地元で大勢を呼んで行うよりも海外や国内遠方の土地で少人数の親族や親友だけを集めて行う挙式が人気になってきています。

どこか特定の組織に属するのではなくフリーな立場でさまざまな挙式方法に対応してくれる人を求める傾向にあります。

ブライダルコーディネーターは、ブライダル企画の専門企業へ勤務することか、もしくは個人で行うかという2つの方法があります。

ブライダル企画企業もここ最近で急増してきていますが、強みはやはり企業として提携企業を多く持っていることで安いパッケージ料金を提示することができるという点です。

海外挙式の場合、個人で手配しようとすると航空券・会場準備・スタッフ依頼・宿泊先確保などたくさんの手間を引き受けなくてはいけませんが、ブライダル企業ならあらかじめ提携のある航空会社やホテル、その他の観光施設が一つのパックになったプランを提案することができます。

それぞれのメリットとデメリット

ですがその一方、既に提携する企業が決まっていることで細かい部分の要望に十分に応えることができないというケースもあります。

日程一つにしても、何日滞在するか、何時にどこへ行くかといったことについて、パッケージ以外のことをしようとするとかなり高額の料金がかかってしまうというようなこともあるようです。

そうした場合には、フリーな立場で提案ができるブライダルプランナーさんがいると、二人の希望に対してかなり柔軟性のある対応をしていくことができます。

ただし独立した仕事ができるようになるまでにはかなりの経験やコネがないと難しい部分があるので、プランナーさんを選ぶ側にしてみればアタリ・ハズレが怖いところかもしれません。

ブライダルコーディネーターになるには、専門学校などで勉強をしたのちにまずアシスタント・ブライダル・コーディネーターの資格を取得して、実際の現場経験を積むことからスタートをするのが一般的です。

都内を中心に、ブライダルに関する幅広い知識を学べる専門学校が数多くできているので、これから進路を決める人や転職を考える人はそちらで勉強をスタートさせるのがよいでしょう。