もしドタキャンされてしまったら

ドタキャンに関する質問

Q.1ヶ月後に挙式を控えています。
ゲストとして招待している友人はもとから多忙な人であったのですが、ここに来て突然「もしかしたら当日外せない仕事が入るかもしれない」というような不穏な発言をされるようになりました。

そこで相談なのですが、もし当日や数日前にドタキャンされてしまったような場合にはどのように対応をすればよいのでしょうか?
ドタキャンをされたときの影響なども教えてもらいたいです。

回答

A.結婚式・披露宴で最も困るトラブルといえばやはりドタキャンです。
挙式のためにはふつう半年~1年くらいも前から打ち合わせやら施設選びやらでかなりの時間と労力をかけることになります。

当然出席をお願いする場合も少なくとも数ヶ月前には通知をして出欠をとり、そこから席次やテーブルの配置などを細かく練っていくことになります。

結婚式を自分たちでしたことがないという人には誤解をされていることも多いのですが、結婚式はけっして「儲かる」ものではありません。

確かに出席される方一人ずつから数万円も包んでもらえるということはあるにはありますが、それを差し引いても数十万円は持ち出しになるのは当たり前のことです。

しかしそんな金銭的な問題よりもやはりそこにいたるまでにかける手間や心労の方がずっと重みがあるものになります。

ですので、せっかく心をこめてお迎えをしたいと思っていた披露宴を些細な理由で欠席されてしまうというのは相当精神的ダメージが大きくなります。

金銭面でも一人あたり2~3万円は軽くかかっているので、それにくわえて引き出物やその他お渡しするプレゼントの費用もあり、それがまるっきりムダになるという虚脱感もあります。

せめて欠席をするのであれば事前のわかったときに言ってくれればまだキャンセル料が発生しないなど対応の方法もあるのですが、わずか数日前や当日になっていきなり行けないと言われるというのは気持ちがモヤっとしてしまいます。

ましてその後に顔を合わせたときに何事もなかったかのような態度をとられたとなると、その人との付き合いを考えなおしたくなるレベルです。

実際にドタキャンに遭ってしまった人から話を聞いてみると、まず最初にすることとしてはそれまで打ち合わせの窓口になってくれていたプランナーさんへの連絡です。

キャンセル料については仕方がないところもありますが、せめて出席をしてくださるゲストさんたちの心象を損ねないように、素早く席の移動や対応などをしてもらえます。