結婚報告
結婚式当日に、式を進行したり演出を手伝ってくれるゲストに挙式後、感謝の気持ちを示すのがお祝い返しです。
司会進行や余興を行ってくれるゲスト、受付やご祝儀の集計を手伝ってくれる人など、結婚式は様々な方の協力なしでは成り立ちません。
こうした好意になにかの形でお礼をするのが大人のマナーです。
お祝い返しは、結婚式に参加してくれた主賓の方にも感謝の気持ちを伝える意味で行います。
今後のお付き合いをスムーズにするためにも、こうしたお祝い返しを忘れずにしましょう。
お祝い返しの方法
司会や受付をしてくれた友人には、当日感謝の気持ちとしてお金を包んで渡したり、後日お礼の場を設けるなどいろいろな気持ちの伝え方があります。
またこうしたお手伝いをしてくださった方々には、お車代を出すことがあります。
お車代とは交通費のことですが、遠方から見えたゲストにはそれに見合った額のお車代を包みましょう。
挙式には来れなかったけれど、お祝いなどを包んでくれた方にもお祝い返しをします。
これは内祝いともいい、頂いた額の半額程度を目安に相手の方が喜びそうなものをチョイスしてお返しします。
いい品物のアイディアが思い浮かばなかった時には、ギフトカタログなどを送るのも手軽で喜ばれます。
挙式後一ヶ月以内に送るのがマナーです。
結婚報告のはがきを出す
また結婚式には来ていただけなかった方にも、結婚のご報告をはがきで行います。
結婚報告のはがきには式や新婚旅行の写真を使うと、挙式の雰囲気なども伝わり喜ばれます。
挙式にはプロのカメラマンが入りますので、はがきに映える写真が確保できます。
こうした写真を使ってプロの印刷に頼めば立派な結婚報告はがきが出来上がります。
新居の住所や連絡先の他に、必ず手書きの一言を添えましょう。
手書きの一言がはがきに暖かみを添えてくれます。
式に来ていただいた方にも、住所を知らせるためにこうした報告はがきを送ります。
素敵な出し物ありがとうございました、などといった挙式当日の思い出を一言添えると、感じが良いでしょう。
オリジナルのフォトアルバムで思い出を形に
そして、挙式の様子をフォトアルバムにするのも良いアイディアです。
今はネットでも、写真を指定して装丁を選択すれば、本格的なフォトブックを作ることができます。
表紙の写真を指定して、それ以降の写真を順番に当てはめていき、オンラインのサムネイルで全体の仕上がりをチェックすることができます。
写真の下にメッセージやコメントを入れることもでき、大変手軽で便利なシステムです。
こうしたフォトブックは挙式に来れなかった友人や親戚に見せることで、挙式の雰囲気が伝わり、まるで参加できたかのような充実感を作ることができます。
また世界に一冊だけのフォトアルバムは、2人の最高の日の思い出としてずっと残すこともできるのです。