スピーチ文例集

スピーチ

花嫁の手紙は、結婚式のクライマックスといっても過言ではない演出です。
普段、素直な気持ちで感謝の気持ちを伝えられない両親に、花嫁からの心のこもった手紙を読み上げる時間は、多くの方に感動を与えます。

心温まる花嫁の手紙のポイント

花嫁の手紙はあまり凝った内容にせずに、感謝の気持ちをストレートに述べる手紙がよいでしょう。
結婚するまでに、さまざまな困難があったはずです。
家族しか知らない苦労やエピソードを盛り込む事で、ゲストにストレートに伝わり共感することができるでしょう。
花嫁の手紙の文例を紹介します。

「お父さんお母さん、今まで25年間大切に育てていただいたおかげで、素敵な人と出会うことができました。
これからは○○さんとお父さん・お母さんが私に与えてくれたような、温かい家庭を築いて行きたいと思います。
幸せになりますのでこれからも娘としてよろしくお願いします。」

「わがままでお父さん・お母さんに心配ばかりかけてきた私ですが、無事にお嫁さんになることができました。
これからは私が、○○さんとともに、お父さんお母さんをしっかり支ええていきます。
今まで育ててくれて、本当にありがとうございました。」

「お父さんやお母さんみたいな家庭を早く築きたくて、結婚を急ぎました。
結婚生活がどんなに大変で、幸せなものかということは、お父さん・お母さんから学びました。
これからも人生の先輩として私たちを見守ってくださいね。」

新郎の見せ場、式を締めくくる謝辞のポイント

結婚式の謝辞は、花婿が式の終わりにゲストに感謝の言葉を述べて式を締めくくるために行います。
挙式では、ゲストが話すことはあっても新郎がメッセージを発することは少ないものですが、挙式の最後を飾る謝辞は、花婿ならではの心からの挨拶を入れて締めくくりたいものです。

ゲストへの感謝の気持ちを率直に伝えたり、今日の挙式スタイルを選んだ理由について説明したり、これからの2人の生活を応援して欲しいとお願いするなどさまざまなタイプがあります。
謝辞自体は2分から5分という大変短いものですから、その中にポイントを絞って自分たちが伝えたいメッセージを込めるのが良いでしょう。

率直な気持ちを述べた謝辞は式を心地よく締めくくり、幸せな余韻を残してくれます。
謝辞の文例を紹介します。

「本日、長い間良き友人だった私たちが、晴れて夫婦となりました。
今まで未熟な私たちを見守り応援してくださった、両親、友人たちに心からの感謝を伝えたいと思います。」

「本自分の家にお招きするような暖かいアットホームな結婚式をしたいという2人の希望からこのようなゲストハウスでの挙式となりました。
これからも家に多くの方が遊びに来てくれるような、そんな温かみのある家庭を作っていきたいと考えています。」