リーズナブルに済ませたい

格安結婚式はなぜ増えた?


ハワイで格安挙式を行うなら|アメホリウエディング

現在は、「格安結婚式」という言葉が普及し、国内外問わず安価に結婚式を挙げられるようになっています。

上記のように、プランによってはハワイのビーチで10万円にも満たない価格で挙式ができるほどで、新婚旅行と兼ねた形で結婚式のプランを利用するカップルも少なくありません。

これほどまでに結婚式が安価になったのは、「従来の結婚式が高すぎた」という理由が挙げられます。日本の結婚式は、80年代から90年代にかけて訪れたバブル景気により、「豪華な結婚式」がもてはやされたことがあります。のちにバブル景気が崩壊したものの、結婚式の文化だけはそのままの形で残り、挙式を挙げるために数百万円のお金が必要となるのは当然、という認識が定着していきました。

ですが、現代では「冠婚葬祭にそんなにお金はかけられない」と考える人も増え、ブライダル業界もそれに呼応するかのように格安の結婚式プランを次々にリリースしていったのです。今日、リースナブルな価格で挙式が挙げられるのは、不況に伴い「挙式の相場に対して疑問を持つ人が増えた結果」とも言えるでしょう。

手軽に情報をゲットできる時代になった

かつては雑誌や書籍を何冊も購入したり、または直接足を使っていくつも式場に行かなければ情報を集めることができなかったブライダル情報も、今ではインターネットを使って簡単に検索をすることができるようになりました。自分が結婚するときには、まさにアナログ的結婚式が普通であったこともあり、情報集めには大変苦労をした記憶があります。

先に婚姻した友人や、そういった情報集めが好きな母の知合いなどを通じて話を聞いていると、自分で「これはいい!」と思ったそばから次の噂が入ってきてという、大変困ったことになったことをよく覚えています。
その当時に比べてネットを使って比較をすれば、手軽に資料を集めて価格や設備、オプションを調べることができるのですからよい時代になったものです。

底値検索

ブライダルに限ったことではありませんが、ネットを使った情報収集で最も便利なものの一つに「底値検索」があります。ウェディングの方法はさまざまですが、中でもどうすれば限界まで安くすることができるか、ということを調べるだけでも、式の計画にかなり影響をしてきます。

参考
結婚式底値ランキング

例えばブライダル方法には、日本の伝統的な神前式、仏教による仏前式、キリスト教にのっとった式、それに宗派を決めない人前式などがありますが、このなかでも最も安く上げることができるものはどれなのかということはすぐにはわかりません。

そんなとき挙式をする施設の設備にこれらのどれがあり、相場はいくらくらいから挙げられるかという情報ならネットを使えばすぐに検索可能です。自分の希望のプランではどの部分に最もお金がかかり、どこを変更すれば節約ができるかということも、分野別に調べればすぐにわかります。

最も安く挙式するならいくらかかるかということなのですが、なんと!底値は500円でできてしまうほどです。

この値段を「ワンコインウェディング」と言っていることもあるようですが、これはウェディング関連の専門学校などでの実習を兼ねて行う式であるということで、衣装や装花、式の司会もすべて学生さんがやってくれるというものです。会場も専門学校のホールやその他の実習場所が使われるので場所代もかかりません。

ワンコインウェディングの是非はともかく、極限まで削ろうと思えばタダ同然でできてしまうのが今時の結婚式です。500円というのはちょっと極端な例ですが、数万円で済ませるかそれとも数百万をかけるかは全く個人の意思となります。