結婚式の二次会に関するトラブル

二次会に関する質問

Q.今度結婚式をするのですが、二次会で気をつけておくべき点などはあるでしょうか?

 友人を多く招いての式にするつもりですが、幹事をお願いするのはどういう関係の人がよいかや、どういったことでトラブルが起こりがちかについても教えてもらえると助かります。

回答

A.友人同士だからこそ、最も気を遣っておきたいのがお金の問題です。
結婚式は式を全て終わらせるまでに数百万円ものお金が動く大変大きな行事です。

ですが、式の主役となる新郎新婦にとってやはり一番のメインとなるのはどうしても挙式や披露宴の方になるので、友人へのお披露目会となる二次会はどちらかといえば幹事となる人にまかせっきりになってしまいがちです。

ですが、これまで親しい間柄で過ごしてきた人だからといって、あらゆるところで甘えが見えてしまうと、その後の付き合いに大きな影響を与えてしまうことにもなってしまいます。

一番に気をつけてほしいのが「友人だから」ではなく、「友人だからこそ」という気持できちんと感謝の気持ちを持って接することです。

結婚式の二次会で起こりがちなトラブル例として、まずお金に関してのトラブルがあります。
結婚式や二次会では、司会進行役が必要になりますが、これをプロに頼まずに友人に頼んだ場合にはきちんとそれなりの報酬を支払うようにしなくてはいけません。

司会進行の他にも幹事やその他の雑用係をかってでてくれた人に対してですが、ここで「友人だし、自分から名乗りでてくれたのだからお金を支払う必要ないだろう」というふうに思ってはいけません。

結婚式の準備を経験した人ならわかると思いますが、数十人単位が集まる会を無事にまとめるためにはかなりの気苦労がかかります。

親しい友人であれば幸せを祝うため、無償でも協力をしてくれるのでしょうが、それでもその無償の行いを当然であるかのような態度をとることはよくありません。

口には出さなくても「こんなに苦労しているのだから」という気持は誰しも思うものですから、ここはきちんと報酬に見合う金額を渡したいところです。

また、反対に十分に報酬を渡したにも関わらず新郎新婦の意志にそぐわないような司会進行をされてしまったという例もあります。

大切なのはお互い節度ある間柄で接するうようにするということで、あまり距離感を勝手に近づけすぎたり遠くしたりすることなく、場合によっては金銭面などについても踏み込んだ話し合いをきちんとしておくことが、将来的なトラブルを回避出来る手段になります。