ちょっと笑えるトラブル事例

結婚式のトラブルに関する質問

Q.結婚式は当日ぶっつけ本番で行うものであり、またそこに集まる出席者の方もその場限りというとても特別な式ですよね。

 そんな結婚式では、たびたび面白いエピソードが生まれるという話も聞いています。
 自分たちの結婚式にはできればあって欲しくないような事例かもしれませんが、あとから考えてみてちょっと面白い・笑えるようなトラブルというのはありますか?
 参考までにどんな予想外のトラブルが起きるものかを教えてください。

回答

A.人生劇場である結婚式では、本当に演劇顔負けのようなことがしばしば起こっているようです。

 結婚式は大切な舞台であるので、新郎新婦以外にもゲストたちも緊張をしてしまうものです。
 そんな中でしばしば見られるトラブルとして、「ご祝儀を中身を入れずに渡してしまった」「スピーチを頼まれていたのに原稿を忘れてきてしまった」というようなケースがあります。

 ご祝儀の中身を忘れたというケースでありがちなのが、まず先に自宅で袋だけを用意しておいて、当日式に向かう途中で入れればいいかと思っていたらそのことをすっかり忘れてそのまま持ち込んでしまったというような場合です。

 渡す前に空であることに気づけばまだ近くのATMでお金を下ろすなどの対処方法もありますが、渡してしまってからそれに気がついたとなるとかなり面倒なことになってしまいます。
 受け取った方も言い出していいかどうかとても迷ってしまいますよね。
 また、スピーチ原稿を忘れてしまった、落としてしまったというケースもなさそうで実はかなり見受けられます。

 緊張をして、何度も取り出しては見直しをしているうちに、うっかり電車の中などに置き忘れてしまったというようなことが主な原因になっています。
 しかし原稿がないからといって断るわけにはいかず、アドリブでスピーチをしたり、忘れてしまったことを正直に告白したりするといった方法で切り抜ける人が多いようです。
 いずれにしても、悪意がない分ちょっと笑えるエピソードとして記憶に残る結婚式になりますね。

 反対に笑えないのがドラキャンによる欠席です。
 本人は病気などで仕方がないとしても、そのために頼んでいたスピーチや余興がまるまるできなくなってしまうとなると、式進行に大きな穴ができてしまいます。

 キャンセル料金も発生してしまうので、そうした場合にはどうすればよいか式のプランナーさんや会場の担当の方と相談をしていくことになります。
 あらゆることが起こりえる結婚式ですから、冷静に対処したいですね。