幸せを願うジンクスの言葉「サムシングフォー」の由来

ヨーロッパでは200年以上前から伝統とされている、花嫁の幸せを願うおまじないが、サムシングフォーです。
何か古いもの、何か新しいもの、何か借りたもの、何か青色のもの、の4つを身に付けて結婚式を過すことで、花嫁は生涯、幸せな結婚生活を送ることが出来るとして知られています。

このサムシングフォーのおまじないは、日本でも結婚式の中で取り入れられる事も多く、イベント感覚で楽しむ新婦さんが多いでしょう。
決して取り入れないといけないという訳ではありませんが、負担になるようなおまじないでもありませんので、是非とも取り入れて見てはいかがでしょうか。

マリッジブルーを迎えていて、結婚に不安を感じているような方にも、おすすめと言えるでしょう。

サムシングフォーではそれぞれ、おおざっぱに身に付けるべきものが決められていますが、結婚式とある程度関連性のある物を身に付けないと意味がありません。
例えば、それぞれこのような物を身につける傾向があるでしょう。

まず、何か古いものに関してですが、祖先から伝えられてきたものを、受け継ぐ形が一般的です。
祖母や母から譲られたジュエリーやアクセサリー、ウェディングドレスなどの場合も多いでしょう。

次に、何か新しいものに関してですが、こちらは何でも新品のものであれば構いません。
ウェディングドレスを初め、シューズや、当日身につけるものまで、色々なものがありますので、最後に用意できるでしょう。

三つ目の何か借りたものですが、こちらは新婦の友人などから、ハンカチやベールなどの持ち物を借りて、身につけてみて下さい。
幸せな結婚生活を送っている人から借りる事で、幸運を分けてもらう事が出来るでしょう。

そして、何か青いものですが、こちらは、人目につかない、ガーターベルトに青のリボンを飾ったりすることが、一般的とされています。
あまり人目に付かないような部分につける事がおすすめですので、ドレス越しに透けないようであれば、下着などに使っても良いでしょう。

サムシングフォーのように、花嫁の幸せを願うジンクス、新郎新婦の幸せな生活を願うジンクスなどは、色々と存在しています。

アーモンドドランジェや、6ペンスコイン、ブーケ＆ブートニアのように、様々なジンクスがありますので、是非とも挙式に取り入れて見てはいかがでしょうか。

ただし、ジンクスによっては、負担が掛るようなものもありますので、無理は禁物です。
無理せず、式の中に自然に取り入れる事が出来るジンクスを、楽しむように心がけましょう。